阪神の22年4番争いは「延長戦」に突入する。

春季キャンプでは大山と佐藤輝が競い合い、ともに実戦全9試合に出場。大山は2割9分2厘、1本塁打、3打点。対して佐藤輝はいずれもチームトップの打率4割5分2厘、2本塁打、5打点の成績を残した。井上ヘッドコーチは4番争いについて「まだまだ続きます」と言及。3月のオープン戦の結果も含めて、見極めていく。

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4番争いには昨季22本塁打を記録したマルテも参戦する見込みだ。同コーチは2人に加えて「マルテを試してみたり、いろいろあるかもしれない」と明かした。今季4年目の助っ人砲は、キャンプ終盤から実戦に出場し、4試合で打率2割5分、1本塁打、1打点だった。マルテは「自分たちがどこでもしっかり準備できて、監督に『どこでもいけますよ』というところを見せたい」と闘志を燃やした。