上半身のコンディション不良で出遅れていたオリックス宗佑磨内野手(25)が、今季初実戦に臨んだ。2軍練習試合、社会人のツネイシブルーパイレーツ戦(杉本商事バファローズスタジアム舞洲)に2番DHで出場。3打席に立ち、空振り三振、二ゴロ、中犠飛だった。

春季キャンプは大阪・舞洲のC班スタート。2月10日に宮崎組に合流したが、実戦出場はなかった。「(今年)初めてだったので、打席に入ってどんな感じかなという状況でした」と入念に実戦感覚を確認した。

昨季、三塁に本格転向し、窮地で投手陣を助けるダイナミックな守備を披露。レギュラーメンバーに名を連ね、初のゴールデングラブ賞も獲得した。それでも「(ポジションが)確約されてるわけじゃない。奪いにいかなきゃいけない。勝負して、負けたらまた(ポジションを)取り返すしかないので」と引き締める。

5日からの横浜遠征で今季初めて1軍に合流予定。「段階を踏んでちゃんと動ける体をつくっていきたい。(ケガに)注意しながら、1歩1歩やっていきたい」。逆算して定める照準は3月25日の敵地開幕西武戦。華麗な復活で連覇&日本一に貢献する。【真柴健】

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