前日5日に1軍合流した広島磯村嘉孝捕手がサヨナラ内野安打を含む2安打で存在感を見せた。

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同点の9回無死三塁から西武大曲の内角球に差し込まれたが、三塁に転がした。三塁走者が生還し、チームとしては48イニングぶりの適時打でサヨナラ勝利を決めた。「当たりは良くなかったが気持ちで打ちました。結果を残さないと年齢的にも戦力外というのもある。気持ちだけは負けないようにしている」。29歳12年目の捕手は悲壮な覚悟で試合に臨んでいた。