あるぞ開幕スタメン!! 高卒3年目のヤクルト長岡秀樹内野手(20)が、DeNA戦(神宮)に1番遊撃で先発し、3試合連続安打と打点で初の開幕1軍入りへ大きくアピールした。
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2回1死一、二塁、DeNAロメロの低めチェンジアップに食らい付き、中越えに先制の2点適時二塁打。「こういう場面で打つことができて良かったです」と振り返った。八千代松陰時代は甲子園出場こそないが、走攻守3拍子そろった期待の若手。開幕1軍どころか「もちろん目指していきます」と開幕スタメンも視野にアピールを続ける。
1軍に抜てきされた2月の沖縄キャンプはアピール不足に終わったが、高津監督の助言で吹っ切れた。3月9日楽天戦(静岡)の試合前練習。「おまえのいい所はどんなボールでも強く振りにいけるところ。空向いて、思い切りいって打てなかったら技術が足らなかったと割り切れ」と声をかけられた。以前は追い込まれると落ちる球に備え、ボールを見ようという意識が強く働いていた。今は「自分から仕掛けにいって空振りしてもいいやくらいの気持ちで思い切り振れている。その割り切りが、いい方向に出ている」という。実際、9日からの5試合では16打数6安打の打率3割7分5厘と絶好調だ。
遊撃の定位置は経験豊富な西浦が最有力だが、指揮官も「何も決めていない。最後の最後まで試合に出しながら競争させていきます」と横一線を強調。オープン戦残り5試合、開幕投手候補の奥川と同学年の若き遊撃手が、定位置をつかみに行く。【鈴木正章】
◆長岡秀樹(ながおか・ひでき)2001年(平13)9月26日、千葉県船橋市生まれ。大穴中時代は軟式野球部に所属。八千代松陰では高校通算19本塁打。3年夏は県大会準優勝に貢献。19年ドラフト5位でヤクルト入団。20年10月23日中日戦でプロ初出場、同30日巨人戦で初安打を記録。1年目のオフはソフトバンク中村晃らと自主トレを行った。174センチ、74キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸600万円。



