25日に開幕するプロ野球。日刊スポーツ評論家が順位予想をしました。権藤博氏のセ・リーグ予想は以下の通り。

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★権藤博氏のセ・リーグ順位予想

1位巨人

2位中日

3位阪神

4位ヤクルト

5位広島

6位DeNA

 

今年のセ・リーグ予想は正直、難しい。極端に言えばどのチームにも優勝の可能性がある。とはいえ、戦力を見ると昨年上位のヤクルト、阪神、巨人が投打のバランスという点で優位にあることは確かです。

ただ、投手陣を整備して最下位から日本一になったヤクルトには反動が気になります。阪神は抑え投手に課題があります。スアレスの抜けた穴をどう埋めるのか。巨人も抑え投手次第と変わってくると思います。

バランス面では劣りますが、DeNAの力強い打線は魅力的。広島は課題だった投手陣が着実にレベルアップしています。前年下位グループの中で注目しているのは中日です。投手陣は相変わらず高い質と量を維持。目立った補強はありませんが、立浪新監督がぶれない戦いをすれば面白い存在になるでしょう。

さて、阪神矢野監督が今季限りでの退任を早々と表明した影響を危惧（きぐ）する声がありますが「まったく関係ない」と断言します。今季限りで退任しようが、永久宣言しようが、要は一貫性のあるチームマネジメントが出来るかどうか。選手の力の引き出し方さえ間違わなければ、問題ありません。