日本ハムのドラフト8位北山亘基投手(22)がプロ初登板初先発。

【開幕戦】注目の新庄剛志ビッグボス初陣!何かが起こる?ソフトバンク-日本ハム/ライブ速報>>

2回2安打無失点とショートスターター開幕投手として、大役を全うした。北山は「ドラフト8位でなんとか指名していただいたファイターズ、ビッグボスをはじめ、コーチ陣やチームスタッフの方々、そして何よりファンの皆様には感謝しかありません。今日の貴重な経験を糧にして、これからの野球人生を歩んでいきます」と、振り返った。投球内容は以下の通り。

 

初回は先頭の三森に二遊間を破る中前打を浴びるも、犠打を試みた2番今宮は152キロの直球で差し込み、捕飛に打ち取った。

3番柳田は初球の真っすぐで詰まらせ力の無い飛球となるも、シフトを敷いてがら空きだった左翼線にポトリと落ち二塁打に。1死二、三塁のピンチを背負ったが、4番グラシアルはフルカウントから外角いっぱいに153キロの直球が決まり見逃し三振。続く栗原には10球粘られ歩かせるも、中村晃を二ゴロに打ち取り無失点。立ち上がりの大ピンチをしのぎ、新庄監督は右手を突き上げ拍手。北山はホッと一息吐きながらベンチへと戻った。

2回は2死を奪うも9番甲斐に9球粘られ四球。1番三森にはストレートの四球を与え2死一、二塁と初回に続いてピンチを背負ったが、今宮を右飛に打ち取り、この回も得点は許さなかった。ベンチに戻る際に、新庄監督が出迎えハイタッチ。この回でマウンドを降り、3回からは第2先発の加藤がマウンドに上がった。

 

▽日本ハム武田投手コーチ(開幕投手で2回無失点の北山に)「緊張感がある中で2イニングしっかり投げてくれた。チームに勇気を与える投球をしてくれた。今後、どういう使い方かは言えないですけど、彼の中ではいい経験ですし、1年目からいい勉強できたと思うので次につなげてほしいです」