日本ハム新庄剛志監督(50)が試合前に敵将からチームづくりを学んだ。球場入り後に打撃ケージ裏にいたソフトバンク藤本博史監督(58)へあいさつに出向き、しばしの談笑。身ぶり手ぶりもありながら、何かを教えてもらっていた。

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気になる内容は? 新庄監督は「僕たちのチームは、いろいろこれから勉強していくというか、成長していかないといけないチームで、1つだけアドバイスほしいと聞いて。藤本監督って2軍と3軍の(指導)経験が、ものすごく長くされていた方なので。ウチのチームは、そのレベル。ソフトバンクは昔はね、強くなくて、その中で藤本さんとかいたと思うから。そのアドバイスを聞いて、教えてもらった。その内容はちょっと言えないんですけど。お礼を言って、参考にしていきたいなと思います」

藤本監督とBIGBOSSは98年に兵庫・芦屋市内の同じマンションに住んでいた縁もある。試合前に育成の極意を教えてはもらったが、試合では開幕3連敗と地力の差を見せつけられた。「去年(ソフトバンクは)4位だっただけでしょ。それまでずーっと日本一で。そりゃあレベルはかなりね、高いチーム」。対戦して肌感覚で味わったソフトバンクの強さも、今後への糧となりそう。

もう1つ、気になったことがあったようで…。「そりゃあ『もっともっと藤もっと』ってテレビで。うまいって。(タケモトピアノのCMに)かけているのかな? 1番最初のメンバー交換で、ピアノ持っていこうかなと思った」。

次回対戦時に実現なるか? 何をするか分からないBIGBOSSなら、期待していいかもしれない。