ソフトバンクが楽天に敗れ、ゲーム差「マイナス0・5」で今季初めて首位から陥落した。ソフトバンクは16試合で11勝4敗1分で勝率7割3分3厘だが、楽天は12試合で9勝3敗、勝率7割5分になったため。今季は開幕8連勝の快進撃で首位を快走してきたが、その座を初めて譲った。

【ニッカン式スコア】16日のソフトバンク-楽天戦詳細スコア

守護神の森唯斗投手(30)が誤算だった。1点リードの9回に登板も、西川に逆転2ランを浴びた。今季11試合目で早くも3敗目。試合後、藤本博史監督(58)は「本人も悩んでいるところがある。そこはまた本人と話をしながら。しっかりピッチングコーチと話し合っていきたいと思います」と、配置転換の可能性を否定しなかった。

先発のコリン・レイ投手(31)は5回4失点で降板。打線は11安打5得点と活発だったが、リードを守れなかった。「九州を元気にする」というコンセプトで開催されている「ファイト!九州デー」は、12日のロッテ戦(長崎)に続いて2連敗となった。

▽ソフトバンク・レイ(先発で5回4失点の内容に)「全体的には調子は悪くなかったけど、コントロールのミスがあった。楽天打線は積極的に振ってくるイメージだったけど、今日はきわどいところをうまく見逃された。もう少し粘りたかった」