西武、巨人、オリックスで通算525本塁打の清原和博氏(54)が関西テレビの生放送で今年初めて解説を務めた。

見るのを楽しみにしていたという阪神佐藤輝明内野手(23)については本塁打王の期待を込めた。

【ニッカン式スコア】20日のDeNA-阪神戦詳細スコア

「すごいスイングしていますね。今年はすごいリラックスしていて、打席で体を揺らしている。リズム感がいいですよね。去年は上段に構えて固まっている感じだったが、今年はリラックスしている。いい状態です。今年は本塁打王、あり得るんじゃないですか。この状態なら。敵は甲子園の浜風だけ。去年1年あれだけ苦労して、矢野監督も使ってくれて。あの筋肉、あのスイングスピード。話したことはないですが、性格も強そう。去年はマスコミに書かれて意地になって内角を振りにいってね。今年は頭の部分をやわらかくしたんじゃないか。そういう部分を感じますね。見ている限りは大崩れしないだろうなという打撃をしている」

佐藤輝は1、3回ともに得点圏で打席が回ったが、見逃し三振と中飛に倒れた。