中日大野雄大投手(32)が阪神佐藤輝へのリベンジを誓った。

26日からの阪神3連戦(甲子園)の初戦に先発。リーグ本塁打トップの佐藤輝を封じて、チームを勢いづける。

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「僕の場合は佐藤輝明選手に打たれている。今回は長打を打たれないこと。右中間、左中間をドカンといかれるようなのは避けないといけない。(阪神の)チーム状態は良くなっている」。開幕1カ月で6本塁打量産する虎の主砲を要警戒した。

前回12日の阪神戦(バンテリンドーム)では7回1失点ながら、左打者の佐藤輝には3打数2安打1本塁打。昨季も5打数2安打1本塁打と打たれた。「変に意識しすぎている。シングルヒットOKのつもりでいきたい」と苦手意識を払拭(ふっしょく)する。

19日ヤクルト戦(バンテリンドーム)では4回8安打6失点KO。この日までにフォームチェックなどを行い、好調のバロメーターになる直球の強度を再調整した。「大野がいてこそ、と思ってもらえるように頑張ります」。阪神戦通算防御率1・85の左腕がリベンジ登板でチームを3位からさらに上昇気流に乗せる。【伊東大介】