阪神が「伝統の一戦」で宿敵巨人に逆転勝利し、今季初の5連勝を飾った。3カード連続勝ち越しで9勝20敗1分けとなり、勝率は3割1分まで上昇。今季初めて勝率が3割を突破した。今季は9勝中4勝を首位巨人から挙げている。

阪神矢野監督の一問一答は以下の通り。

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-4回、6回は機動力を発揮して得点した

矢野監督 「走るっていうのがうちの野球。チャンスがあると思えば走っていくっていうのが、みんな意識高くやってくれていると思います」

-7回は相手の四球もあったが、タイムリーも生まれてビッグイニングを作った

矢野監督 「ヒット、ヒットっていう形ではないですけど、効果的にいいタイムリーっていうのを、中野、糸井、そしてヤス(山本)の素晴らしいホームランも出ましたし。その前にテル(佐藤輝)もね、しぶとい同点タイムリーもあったので。打線も、本当にいい形になってきたのでね、このまま行きたいですね」

-山本を代打に。いろんな攻撃ができる

矢野監督 「いやいや、ヤスも状態いいし、あのまま守備でもいけるし、総合的に考えてヤスがやってくれるんじゃないかなというところでいきました」

-打線の爆発を投手陣が呼んだ。ウィルカーソンは3回以降は立ち直った

矢野監督 「今年見た中ではね、一番状態がよくないかなっていう調子でしたけど。その中でも2点で粘ってくれたっていうのが大きかったですし。悪い中でも、こういうピッチングができるっていうのがウィルカーソンの強みでもあるかなと思います」

-2番手の渡辺がプロ初勝利

矢野監督 「ナベもね、1回戦力外というか、悔しい思いをしてウチに来ている。そういう気持ちをいつも投げている時に感じますし、チームの大きな力になってくれているんでね、自分のためにも、チームのためにもこれからもやってくれると思います」

-(渡辺の)防御率0.00。今季の投球をどう見ているか

矢野監督 「左はね、抑えてくれるっていう自信を持って送り出していますし、右バッターも最近ずっといい形で抑えてくれているんで、1イニング、ナベに任せていいんじゃないかな、というピッチングをしてくれています」

-明日から5月になる。どんな月にしたいか

矢野監督 「もちろんね、このままこの勢いを生かして、明日は西純矢が投げるんで、打線も援護してほしいですし、純矢も思いきって強力打線にぶつかっていってほしいです」

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