元レッドソックスの田沢純一投手(35)がメキシカンリーグのデゥランゴと契約合意したと、同リーグが4日に発表した。

田沢は新日本石油ENEOS(現ENEOS)からNPBを経ず2008年12月にレッドソックスと契約。09年にメジャーデビューし、13年にはチームの6年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇に貢献した。

16年シーズン後にFAでマーリンズに移籍し、18年途中に戦力外。タイガースのマイナーを経てエンゼルスとマイナー契約を結び、18年9月にエンゼルスでメジャーに昇格し後、カブスとレッズのマイナーでプレーした。メジャーでは通算388試合に登板し21勝26敗、4セーブ、防御率4・12だった。

20年にはルートインBCリーグ埼玉でプレーし、昨年は台湾プロ野球の味全に所属し、直球は95マイル(約153キロ)をマークするなど安定した投球で30セーブを挙げた。

メキシカンリーグでは元DeNA乙坂智外野手(28)がブラボーズでプレーし、これまでも日本人選手が多くプレーしてきた。