中日根尾昂外野手(22)がプロ初登板した。ウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)に「2番遊撃」で出て、9回に5番手でマウンドへ。打者5人に20球を投げ3安打で1失点、2/3回で降板して再び遊撃に戻った。

観衆2760人は「ピッチャー根尾」のコールに驚き、歓声と拍手を送った。投球は全てセットポジション。先頭豊田を三ゴロに打ち取り、続く高寺の初球、4球目に大阪桐蔭時代の自己最速に並ぶ150キロをマークした。高寺、中川、遠藤の3連打で1点を返されたが、江越を空振り三振に仕留め、ここで降板となった