ソフトバンク高橋礼投手(26)が、24日のDeNA戦(横浜)から1軍に合流する。23日、投手練習を見守った斎藤学投手コーチ(58)が「高橋礼を呼ぶ」と、中継ぎで昇格させることを明言した。

高橋礼は、昨秋の宮崎キャンプで急性腰痛を発症。今春も福岡・筑後市のC組キャンプでリハビリを続けていた。開幕は2軍スタートだったが、ウエスタンリーグでは5試合に登板して防御率2・01。直近では22日の同リーグ中日戦(ナゴヤ)に先発し、2回2安打無失点4三振と好投した。 同コーチは「去年はコントロールで苦しみ、フォームを崩して乱れていたが、その状態からは脱している。相手チームからすると右の上手投げがきて、アンダースローがきて、左がきてっていうバリエーションの中ではすごく使い勝手がある」と話した。鷹のサブマリンが、交流戦の“切り札”になりそうだ。

また、右肘の張りで抹消された千賀滉大投手(29)の先発枠にはコリン・レイ投手(31)が回る。レイは5日のオリックス戦から中継ぎに配置転換され、3試合8イニングを無失点と好救援で結果を残した。エースの穴を埋めるべく、金曜日の27日広島戦(ペイペイドーム)に先発する。

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