ロッテ佐々木朗希投手(20)が、まずは27日の阪神戦(ZOZOマリン)に先発する。1年前、同じ5月27日阪神戦(甲子園)でプロ初勝利をマーク。10キロ近く増速した直球で2度目の虎狩りへ挑む。

★佐々木朗が狙う主な交流戦記録 

◆1試合最多奪三振15 田中将大(楽天)が11年5月20日ヤクルト戦、山本由伸(オリックス)が21年6月11日広島戦でマーク。

◆年度最多奪三振 06年松坂大輔(西武)の63個が最多だが、当時は1チーム36試合制。18試合制になった15年以降は、19年今永昇太(DeNA)と21年山本の33個が最多。

◆防御率ゼロ 規定投球回到達の防御率ゼロは15年メッセンジャー(阪神=24回無失点)しかいない。

<阪神の三振数はセ・ワースト>

佐々木朗がローテーション通り毎週金曜日に投げると、交流戦の相手は阪神(ZOZOマリン)巨人(東京ドーム)DeNA(ZOZOマリン)になる。阪神の三振数はここまで佐藤輝45個(セ最多)、大山35個などリーグワーストのチーム352個。巨人もポランコ38個、ウォーカー36個などリーグワースト2位の350個を記録している。巨人戦の東京ドームでは相手投手が打席に立つこともあり、佐々木朗の奪三振は増えそうだ。