東海大北海道が札幌大を14-2の7回コールドで下し、1試合を残して2季連続8度目の優勝を決めた。先発の左腕渡部雄大投手(4年=東海大甲府)が7回2失点で完投。打線は3本塁打が飛び出すなど、大量得点で勝利を決めた。この日1発を放ち貢献した相馬大河主将(4年=東海大札幌)は「リーグ戦を通してアクシデントもあったがチーム全員で乗り越えながら戦い抜いたことが優勝できた要因だと思う」と喜んだ。

これで同大は全日本大学選手権(6月6日開幕、神宮ほか)出場権を獲得。6日の第3試合で環太平洋大(中国地区)と対戦する。日下部憲和監督(69)は「選手たちは投打ともに持てる力を発揮してくれた。課題もあるので出来る限りの準備をして挑みます」。相馬主将は「全国の舞台でも勝利するために万全の体制で臨めるように調整していきたい」と意気込んだ。