日大は、入れ替え戦回避へ後がなくなった。

先発の山内翔太投手(2年=習志野)は初回に先制2ランを許したが、すぐに立ち直った。走者を背負いながらも粘りの投球で、8回0/3を114球で3失点。片岡昭吾監督(43)は「登板間隔があいていたが、よく粘って投げてくれた」と話した。

打線は、青学大・北村智紀投手(4年=龍谷大平安)に6回まで無安打に抑えられた。しかし2点を追う7回1死三塁、中尾勇介外野手(4年=山梨学院)の左前適時打で1点を返した。8、9回も走者を出したが追加点を奪えず、接戦を落とした。

25日は中大と対戦する。2敗すれば最下位が決定してしまう試合で、片岡監督は「負けたら終わりの戦い。なんとしても勝って、1勝1敗にして最後(3日目の青学大-中大)を待ちたい。勝つしかない。それだけです」と話した。