ロッテ小島和哉投手(25)の初白星が遠い。昨季10勝の左腕は、今季8試合目での先発マウンドでも勝利投手になれなかった。

2回に岡の先制ソロが出るも、その裏に中村奨の失策や不運な内野安打が重なり、同点に追いつかれた。5回には3安打を集中され、2点を追加された。5回3失点での降板に試合中、球団広報を通じ「先制してもらったのにこういった形となり、すいませんという気持ちしかありません…」とコメントを寄せた。

8戦で0勝だが、防御率は2・81と決して大崩れはしていない。とにかく援護がない。この日を終え、小島の登板時には打線は8戦55イニングで9得点。援護率は1・47。2試合、3試合ならともかく、これですでに8試合目。打球に足を出して止めて併殺にするなど奮闘する左腕を、見殺しにしてしまっている。

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