ちょうど1年間の、大きな成長を見せる。ロッテ佐々木朗希投手(20)が27日の阪神戦(ZOZOマリン)に先発する。26日はロッテ浦和球場で調整。球団を通じ「交流戦最初の登板となりますが、特別な意識はなく、これまでと変わらずストライク先行の投球でチームの勝利に貢献できるように投げたいと思います」とコメントを寄せた。

19歳だった昨年5月27日、阪神戦でプロ初勝利を挙げた。本人も「交流戦といえば、昨年甲子園での交流戦でプロ初勝利を記録できたことが思い出深いです」と話す。当時の直球は平均150・7キロで、5回で7安打4失点と阪神打線に捉えられた。それが今季ここまでの直球は平均159・5キロと一気に飛躍。フォークも平均145キロ前後に達し、87奪三振はセ・リーグ1位の中日柳(53個)とも大差をつけている。

28日は技巧派左腕の佐藤奨が、29日は本格派左腕のロメロがそれぞれ先発予定。まずは佐々木朗の快速球で勢いよく先陣を切りたいところだ。160キロ以上を出すと、場内リボンビジョンでの演出も行われる。【金子真仁】

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