ソフトバンク藤本博史監督(58)が、中日の「ピッチャー根尾」に共感した。

監督就任後初めての交流戦で、セ・リーグ本拠地でのDeNA3連戦を戦い終えて、投手起用の難しさに言及。藤本監督はこれまで、中継ぎ投手の3連投をさせないようやりくりしてきており「昨日は最後の板東使いたくなかったんよね。わかるわ、中日の立浪が根尾を投げさせたの。心境わかるわ、本当に。今宮おったら投げさせてるかもわからんもんね」と、思わぬ形で板東が2連投になってしまったことを嘆いた。

前日26日のDeNA戦では8回の攻撃で、2死一塁から8番打者の代打デスパイネが中前打。3番手で登板していた笠谷に打席が回ったことで、代打を送る選択となった。「言い方悪いけど、デスパイネが打たんかったら、板東が投げんでよかったんよ。そんな感じになってくるよ。でも打たんかったらって思わないよ。打ってくれって思うしね。試合やってる以上ね。でも打ったら板東使わなあかんなってなってきたら、セ・リーグ難しいよね」と悩ましそうに振り返った。