巨人がBIGBOSSとの公式戦初対決を1勝2敗と負け越した。プロ初勝利を目指す今季初先発の横川が毎回、先頭打者を出塁させてリズムに乗れず、4回途中5失点でKO。無死満塁で登板した2番手畠も3者連続適時打を浴び、相手に傾いた流れを止められなかった。
打線は2回、岡本和がプロ通算150号となる15号ソロを放ったが、日本ハム投手陣に計2得点に抑え込まれた。
試合後、原辰徳監督(63)の主な一問一答は以下の通り。
-横川は毎回先頭出してリズム作れず
「うーん…そうねえ…。もう少しできる人だと思うけどね。うーん、やっぱり、うーん…まあね、もう少しできる人だと思って期待をして放らせたということですね。細かいこと言っても仕方ないよ」
-2番手、3番手の投手も苦しい場面だったが
「いやあ(苦笑い)。そりゃそうだけど、あそこは畠が何とかね。畠も、そうですねえ。まあ、こういう結果になってしまうね」
-その中で3番手の戸田が試合を締めた
「そうですね。そうですね。頑張りましたね。よく立て直してくれたね」
-岡本和はこの広い札幌ドームで逆方向に
「ねえ。なんかきっかけになればいいんだけど、まだ本来の、というところではないでしょうね」
-通算150号
「まだまだ通過点ではあるし、いつだって今日より明日という気持ちを持ち続けることが大事だと思います。数字というものは後になって付いてくるものと本人も思っていると思います」
-吉川が少し元気がない
「そうですね。せっかく吉川城というものを築いてね、それをしっかりとね、まだまだ構築、あるいはきれいに築城していかないといけないですよね。まあ、守るものはないよね、まだ」