巨人岡本和真内野手(25)が、ゴジラ超えとなる通算150号アーチをかけた。

1点を追う2回先頭。日本ハム根本の初球144キロ直球を振り切った。高く舞い上がった打球は右翼ポール際へ飛び込むリーグトップタイの15号ソロ。笑顔でベンチに戻り、札幌ドームの拍手を浴びると、記念ボードを手にヘルメットを脱ぎ、丁寧な礼で応えた。

▼岡本和が根本から今季15号を放ってプロ野球178人目の通算150本塁打を達成した。初本塁打は15年9月5日DeNA戦(横浜)で砂田から。25歳10カ月で達成は10位の年少記録となり、出場634試合は日本人選手で7位のスピード記録。巨人では89年クロマティの612試合に次ぐ速さで、巨人の日本人選手としては86年原の645試合を抜いて最速。岡本和はプロ入り3年間で35試合しか出場していないため、年齢では王、松井に負けたものの、出場試合数では2人を上回るスピードで150号に到達した。