交流戦絶好調の阪神中野拓夢内野手が、本拠地でも暴れ回る。ここまでの6試合で打率3割4分8厘、5盗塁をマーク。31日から甲子園6連戦を前に「交流戦自体が結構いいイメージがあるので、そのイメージを崩さずに塁に出て、積極的に走っていきたい」と燃えている。

新人だった昨季も、交流戦は出場18試合で打率3割4厘、8盗塁の大活躍。チームの首位快走を引っ張った。特に西武戦は敵地3試合で打率4割6分2厘と打ちまくり、相性は抜群だ。

先週末のロッテ戦が2勝1敗だったことも踏まえ、表情を引き締めた。「非常にいい形で3連戦ができたと思うので、この勢いを殺さずですね。火曜日の初戦が一番大事になってくると思うので、勝って勢いづいた状態で連勝できるように頑張っていきたい」。チームは交流戦3勝3敗で一進一退が続くが、ホーム6連戦は白星の稼ぎどころ。絶好調の“交流戦男”が、打って走って勝利に導く。

 

▼阪神は31日にも今季の自力優勝が消滅する。条件は(1)ヤクルト○なら阪神●または△(2)ヤクルト△なら阪神●。いずれの場合も、6月1日以降に阪神が残り89試合に全勝しても、ヤクルトが阪神戦13試合を除く79試合に全勝すれば、最終勝率で阪神を上回るため。ここまで3試合続けてヤクルトと〇〇●の相星で免れているが、4度目の崖っぷちも踏ん張り切れるか。

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