巨人が来日初登板初先発のマット・アンドリース投手を援護できず、「スミ1」で逆転負けを喫した。

初回にアダム・ウォーカー外野手の9号ソロで先制したが、2回以降は計4安打で無得点と追加点を奪えなかった。原辰徳監督(63)は「1点では、やっぱりいけませんね。先発が頑張っていただけにね」と振り返った。

アンドリースは粘り強く投げ抜いた。制球良く打たせて取る投球スタイルを発揮。4回まで毎回三塁まで走者を進めさせながらも、要所は締めて本塁は踏ませなかった。6回90球、6安打7三振無失点で、初勝利の権利を持ったまま救援陣に託した。

だが、ウイニングボールは手にできなかった。7回に2番手鍬原と3番手高梨が同点に追いつかれると、8回には平内が決勝点を献上。9回には今村がダメ押しの1失点を喫した。

巨人は札幌でのBIGBOSS率いる日本ハム3連戦で1勝2敗と負け越し、1日休んでこの日から東京ドーム6連戦。本拠地で仕切り直したいところだったが、初戦をものにできなかった。

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