現役最多本塁打、通算2000安打。その西武が誇る「骨と牙」。

中村剛也内野手(38)と栗山巧外野手(38)が満塁で代打として登場。連続タイムリーで存在感を発揮した。

4点を追う6回1死満塁。まず中村が滝沢に代わって打席へ。22本の満塁本塁打という日本記録を持つ満塁男。同点の1発とはならずも、阪神加治屋の138キロフォークを引っ張り、三遊間をゴロで破る左前適時打とした。

なおも続く1死満塁。今度は左打席に代打の栗山が入った。141キロフォークを捉えた。右中間へ会心ライナー。打球はフェンスに到達し、2点適時二塁打となった。同点とはならずも、レジェンド2人の活躍で1点差に迫った。

中村は「先頭の愛斗が出て、みんながつないで回ってきた打席だったので、しっかりランナーをかえすことができてよかったです」。栗山は「いつでもいける準備はしていましたし、雰囲気的にも押せ押せだったので、ランナーをかえすことだけを考えて打席に入りました。いいスイングが出来たと思います」とコメントした。

【ニッカン式スコア】1日の阪神-西武戦詳細スコア