日本ハム新庄剛志監督(50)が、すがすがしくノーヒットノーランを許した一戦を振り返った。

DeNA先発の今永昇太投手(28)が達成。試合後、新庄監督は開口一番に「手も足もヒットも出ません。いやもう、おめでとうですね。はい。テンポもいいし、コースにびたびたタイミングを狂わせて、いい投手ですよ」と称賛した。

日本ハム先発の加藤も6回無失点で投手戦を展開。「加藤君もすっげー良かったんだけど、なんとか勝ちをつけてあげたかったんだけど、あれだけいいピッチングをされたら、難しかったね」と振り返った。

現役時代にノーヒットノーランをされたか問われると「いや~…どうだろう。覚えていないですね」。98年の阪神時代、川尻哲郎氏(53)がノーヒットノーランを成し遂げたときは、守備に就いていたことは記憶に残っているという。「オレ切り替え早いからね。されていても、ああ次、次ってなるタイプやから。引きずらない、引きずらない。終わってしまったら、もうね。全く大丈夫っす。なんなら、おめでとうの方が強いかな」と笑った。

一方で「オレが選手だったら悔しいと思う。自分に対して腹立つだろうし」と自己分析した。

【ニッカン式スコア】7日の日本ハム-DeNA戦詳細スコア

▽日本ハム松本剛(パ・リーグ首位打者も、3打数無安打で手が出ず) 高めの真っすぐが強いというのはベンチでも言っていました。そこは打ちにいってもファウルにしかならないという中で、そこを振りにいってファウルでカウント取られて低めの変化球を振らされた。投げきった投手が上だったかなと思います。