神奈川大(神奈川大学野球)は先発右腕・本田真也投手(2年=相洋)の力投及ばず、明大(東京6大学野球)に完封負けを喫した。

強気に内角を攻めた。本田は「僕は直球がそこまで速いわけじゃない。その分コントロールで攻める必要がある」と、140キロ台直球を右、左関係なく懐に投げ込んだ。5回3安打無失点に抑え「後ろ(救援)にいい投手がたくさんいる。長いイニングというより、1人1人に全力を尽くす気持ちが5回無失点になっただけ」と、投手陣への信頼が結果につながった。

神奈川大学リーグでは継投策で勝ち上がってきた。この日は盤石の救援陣が明大打線に3失点。岸川雄二監督(48)は「4月の開幕から今日まで戦って来られたのは、投手『陣』が自分の役割を出来たから。私が使った投手で打たれたら、その子が悪いわけじゃない」とねぎらい、「勝ちきれなかった点が夏の頑張り、次の秋への成長につながってくれれば」と話した。

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