右内転筋を痛めてリハビリ中だったソフトバンク高橋純平投手(25)が実戦復帰した。3軍戦に先発し、1イニングを無安打無失点。2奪三振で無四球、最速は151キロだった。

「出力は元々通りに出ているので問題ないです。たまにクイックで(投球の)タイミングがずれた時があったんですけど、変化球も指にかかっていた。今日のところは合格かなと思います」。

4月20日のウエスタン・リーグ、中日戦(ナゴヤ)以来の実戦登板。患部は春季キャンプから痛みはじめたという。「我慢すると後半に戦力にならなくなるので、1回リハビリに行きました。とりあえず良かったです」と、安堵(あんど)の表情を見せた。

19年にはキャリアハイの45試合に登板し、3勝2敗、17ホールド、防御率2・65という実績を持つ。15年のドラフト1位右腕が、復活へ再スタートを切った。