西武先発の高橋光成投手は、15試合連続で本塁打が出ていなかった広島打線にソロ2発を浴びてしまった。5月13日以来の5勝目を目指したが、6回9安打5失点。エースの役割を果たせなかった。

まず1発目。3-3の5回。味方が同点に追いついてくれた直後だった。2アウトは6球で簡単に取った。その後に落とし穴が待っていた。菊池涼への2球目。114キロカーブは少し高かった。芯ですくわれた。高く上がった打球は左翼スタンド最前列に着弾。広島に交流戦初本塁打を献上した。しかも、それは与えたくなかった勝ち越しの1点となった。

さらに2発目も許してしまった。6回1死から坂倉にライナーでバックスクリーンに運ばれた。リードを2点に広げられ、がっくりと膝に両手をつき、うなだれた。試合の流れがどっちに転ぶか分からない中盤で1発で試合を動かされた。

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