バスケットボールBリーグ1部レバンガ北海道の折茂武彦社長(52)と、サッカーJ1コンサドーレ札幌元主将の河合竜二CRC(コンサドーレ・リレーションズ・キャプテン=43)が、ファーストピッチを務めた。

折茂社長は3度目、河合CRCは2度目となる日本ハムホームゲームでの始球式。そろってノーバウンド投球を披露し、スタンドをわかせた。折茂社長は「低めを狙った。完璧。これまでは(投げ終えた)ボールに土がついてしまっていたが、今回は真っ白なままでうれしい」。河合CRCは「前回はワンバウンドだったので、キャッチャーまで届いて良かった」と笑顔で振り返った。

日本バスケットボール界の“レジェンド”と呼ばれる折茂社長は、50歳までBリーグ1部でプレーし、19-20シーズンをもって現役引退。その後、引退試合が計画されたがコロナ禍で計3度延期となり、引退から2年経過し、ついに18日、札幌・北海きたえーるで実現する。

引退試合には自身が社長を務めるレバンガ北海道を指揮する日本代表時代からの盟友で“ミスター・バスケットボール”と呼ばれ、FIBA殿堂入りも果たしている佐古賢一監督(51)も「TEAM LEGEND(チーム レジェンド)」の一員として参戦。さらに、昨年の東京五輪でバスケットボール女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス氏(55=現男子日本代表監督)が、同チームの監督を務めることが、発表されている。