阪神佐藤輝明内野手(23)が、同学年のオリックス山本打ちで土壇場の同点劇を呼び込んだ。

2点を追う8回2死から近本が遊撃への内野安打で出塁。走者を一塁に置き、追い込まれてからの6球目、外角低めの変化球に食らいつき、打球は右翼手前に落ち、ボールが後方に転がる間に激走し三塁へ。19打席ぶりのヒットとなる適時三塁打で1点を返すと、続く大山の3球目にオリックスの捕手伏見が山本のワンバウンドの投球を後逸し、同点の本塁を陥れた。

ベンチに帰ると、同期入団で6回途中2失点と粘投した先発の伊藤将と何度もハグして喜びを分かち合った。

苦しめられた難敵を攻略し、試合を振り出しに戻した。

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