「安打を打たれない」DeNA今永昇太投手(28)が、「点を取られない」阪神青柳晃洋との“盾盾”対決で必勝を誓った。前回登板の7日の日本ハム戦でノーヒットノーランを達成。リーグ戦再開初戦の17日阪神戦に先発するエース左腕は、防御率0・89の青柳との投げ合いに覚悟を示した。

「難攻不落で、日本一点を取られない投手。投げ負けないように、どんな形でも勝つことを一番にやれるように」

球団52年ぶりの快挙後、初めて立つ実戦マウンド。ノーノー明けという未知の立ち上がりを迎える。「自分自身も初めてなので、次の投球がどうなるか、どういう心持ちでいけばいいかは探り探りになる」と素直な心情を吐露した。その一方で「意外と投げていったら関係ないと思うので、その場に合ったメンタルの持ち方をやれれば」と、冷静さは変わらない。

チームは3位広島と2ゲーム差の5位で、勝てば4位に浮上する一戦。三浦監督から託された意味は、しっかり理解している。「交流戦明けの1発目。チームに流れを持ってこられるように、かつプラスアルファで何かできるように」。エースが、“横浜反撃”へのスイッチを入れる。【久保賢吾】

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