阪神大山悠輔内野手(27)が本拠地甲子園のお立ち台に4試合連続で上がった。2打席連続で15号ソロ、16号ソロを放ち2打点でエース青柳を援護した。

6月3日からの日本ハム3連戦ですべてお立ち台に立ち、12日ぶりに帰ってきたリーグ戦再開初戦でもヒーローとなった。「もう、話すことはありません」と笑顔でおどけた。

3回の15号ソロは内角高めをたたきつけライナーで左翼ポール際へ。「自分が一番びっくりしたというか、狙い球をしっかり絞って(打席に)入れたので、ホームランになってくれてよかったなと思います」。

青柳の登板試合では6本塁打の援護。「いやあ、まあ、どうですかね。エースが投げているので、何とか援護点をと思っていつも試合に入っています」と笑った。

また、代役守護神で初セーブを挙げたラウル・アルカンタラ投手(29)もお立ち台に一緒に登場し「うれしいです。初セーブを挙げることができましたし、何よりチームが勝ったので最高の気分です」と笑顔でファンに応えた。

▼大山の1試合複数本塁打は、6月3日日本ハム戦(甲子園)以来今季2度目、通算9度目だ。同一月に2度のマルチ本塁打は、18年9月(11日中日戦2本、16日DeNA戦3本)20年9月(8日DeNA戦、18日中日戦各2本)に次ぎ自身3度目となった。

▼今月に入り、大山の本塁打は8本。セ・リーグ首位を独走している。なお阪神の6月の全本塁打は9本で、ほかに佐藤輝の1本だけ。

▼青柳が先発した10試合で大山は、打率4割4分7厘、6本塁打、14打点の大当たり。

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