DeNA斎藤俊介ファームサブマネジャー(28)が、ファームのトピックや選手情報などを紹介する「DOCKリポート~斎藤です~」。第6回は、プロ11年目の高城俊人捕手(29)。その日の試合はナイターにもかかわらず、勝負の夏場に備え、朝から上着を着込み、ランニングで体力強化する姿を激写しました。

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6月上旬の朝8時ごろ、ふとグラウンドを眺めたら、フードをかぶって、黙々と走ってる選手がいました。「こんな時間から、誰だろ?」と思ったら、「ジョー」こと、高城選手でした。

理由を聞くと「夏場に備えて、暑くても動けるようにしてる」と。ジョーは同い年なんですが、今年でプロ11年目。先を見据え、どんな時でも力を発揮できるように準備しているから、長くプロ野球生活を送れているんだなと。

普段のジョーは、いっつもふざけてて、冗談ばかり言ったりしてますけど、野球に対しては真面目で努力家で、道具を大事にする「野球選手のかがみ」のような選手です。だから、みんなからも応援されます。頑張れ、ジョー!(DeNAファームサブマネジャー)

◆斎藤俊介(さいとう・しゅんすけ)1994年(平6)1月7日、千葉・佐倉市生まれ。成田、立大、JX-ENEOS(現ENEOS)を経て、17年ドラフト4位でDeNAに入団。2年目に1軍で16試合に登板した。通算0勝1敗、防御率5・76。昨季限りで現役を引退し、今季からファームサブマネジャーに就任した。練習では打撃投手も務め、球団公式モバイルサイトでブログを執筆するなど、業務は多岐にわたる。