阪神熊谷敬宥内野手(26)がグラウンド上でうずくまる緊急事態が起こった。

8回1死で阪神糸原が左前打で出塁し、代走として熊谷が送られた。そして、山本の打席で二盗した際、DeNA大和のタッチしたグラブが熊谷のヘルメットにあたりアウトに。しかし、そのままうずくまって立ち上がれない状態にとなり、審判や矢野監督らも駆け寄る異様な空気に包まれた。数分後、熊谷は自らの足で立ち上がってベンチに下がり、試合終了後のあいさつにも参加した。

矢野監督は「まあまあ、ちょっと頭だったので大事を取って代えたけど。明日以降は大丈夫だと思う」と大事には至らないと説明した。熊谷は代走要員としてここまで17試合に出場。11日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では神走塁で今季初の延長戦勝利に導いていた。

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