チーム内に複数選手の新型コロナウイルス陽性疑いがあるソフトバンクが、選手の入れ替えを行った。この日「鷹の祭典2022」が行われる東京ドームに、真砂勇介外野手(28)、野村大樹内野手(21)、川瀬晃内野手(24)、大竹耕太郎投手(26)らが2軍から緊急合流した。

試合前に取材対応した藤本博史監督(58)は「ここにいるメンバーでやっていくしかない。全員が試合に出るつもりで頑張ってもらえたらいいんじゃないかなと思います」と、現状を受け止めた。

球団では前日26日、和田毅投手(41)とジュリスベル・グラシアル内野手(36)、野村勇内野手(25)、本多雄一内野守備走塁コーチ(37)、スタッフ1人の計5人に新型コロナウイルス陽性となる疑いがあると発表。この日のロッテ戦の予告先発が和田から大竹耕に変更されるなど、対応に追われていた。

26日に実施したスクリーニング検査で陽性になる疑いが出て、球団によると5人の中には発熱やのどの痛みを訴えている人もいるという。また、杉山一樹投手(24)と正木智也外野手(22)は濃厚接触者となる疑いがあるため、計7人が東京遠征に同行せず福岡で自主隔離している。27日に1軍の選手、コーチ、スタッフら全員がPCR検査を受ける予定となっている。

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