新潟が8-7で信濃に逆転勝ちした。6-7の8回裏1死二、三塁で、代打の荒木友斗内野手(19)が左前に2点適時打を放ち、試合をひっくり返した。

一塁上で荒木がガッツポーズを繰り返した。2ボール2ストライクからスライダーをたたく。「強いゴロかライナーを狙った」。コンパクトなスイングで思惑通りにゴロで三遊間を破る。

新潟は6回表まで0-7と劣勢も、6回裏に2本塁打などで一挙6点。1点差に追い上げた。勢いづいた場面での代打。「つなぐことを考えた」と荒木。橋上秀樹監督(56)のアドバイスで、左足と手を動かしながらタイミングを取るフォームに変えた。その成果を見せて勝利に貢献した。