楽天は終盤に打ち込まれ、逆転負けを喫した。

先発田中将は粘りある投球を見せた。立ち上がりの1回、いきなり先頭荻野に左翼フェンス直撃の二塁打を浴びた。2番高部は犠打で1死三塁のピンチ。3番中村奨に、初球の甘く入った149キロ直球を振り抜かれた。中前適時打を許し、先制点を献上。4回2死二塁のピンチでは佐藤都を打ち取ったが、打球は左翼西川と遊撃小深田の間にポトリ。追加点を許した。5回2死走者なしでは、高部の打球が田中将の右肘付近を直撃。グローブが左手から外れながらも、アウトに。アクシデントもありながら、5回0/3を4安打2失点とまとめた。

打線は島内が2打席連発で4打点。主砲の快音で6回まで2点リードを奪ったが、リリーフ陣が誤算。7回に安楽が、8回は宋家豪がそれぞれ2失点。終盤にひっくり返された。

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