オリックスがエース山本由伸投手(23)を援護できず、最下位の日本ハム相手に連敗。

借金4となり、4カードぶりのカード負け越しが決まった。

先発した山本は初回1死から近藤、野村に連打を浴び、一、三塁のピンチを迎えた。ただ、落ち着いた投球で4番松本を三ゴロに打ち取り、併殺かと思われたが、一塁の判定はセーフ。中嶋監督がリクエスト検証を求めるも、判定は覆らず、山本は自身18イニングぶりの失点を喫した。

その後はテンポの良い投球で5回まで無失点に封じるも、6回2死満塁から代打・上川畑に2点適時二塁打を許した。7回には宇佐見に右翼へソロを浴びるなど、2失点。結局7回途中9安打5失点でマウンドを降り、今季4敗目を喫した。

前日1日には先発した山岡泰輔投手(26)が8回95球4安打2失点と好投も、打線が1得点に終わり今季4敗目を喫したばかり。2失点はいずれも野手の失策が絡んだもので自責0。防御率1・37はリーグトップとなっていた。

混戦のパ・リーグの中、最下位の日本ハム相手に手痛い連敗。停滞ムードを吹き飛ばす打開策が欲しい。

【ニッカン式スコア】2日の日本ハム-オリックス戦詳細スコア