大学日本代表の今秋ドラフト候補、早大・蛭間拓哉外野手(4年=浦和学院)がフリー打撃で快音を響かせた。

第30回ハーレム・ベースボール・ウイーク(8~15日・オランダ)に出場する大学日本代表は5日、バッティングパレス相石ひらつかで出発前最後の練習を行った。

コーチと何度も話しながら、バットを振った。「(調子は)徐々によくなっていると思うけど、まだもっとよくなる。力まずに自分の間で打つことを心がけています」と明かした。

4番候補だった中大・森下翔太外野手(4年=東海大相模)が、右手首の豆状骨(とうじょうこつ)骨折で全治3カ月。チームに帯同するが打席には立てないため、主軸として蛭間にかかる期待は大きい。「まずは自分の力を発揮すること。チームとして勝つことが大切なので、みんなのために今できることを頑張りたい」と話した。

また、プロアマ記念試合「U23NPB選抜対大学・社会人選抜」(8月1日・神宮)の大学・社会人選抜にも入った。

NPB選抜の中日・根尾、ロッテ・藤原は、ともに日の丸を背負い、U18日本代表としてアジア選手権銅メダルを獲得した仲間だ。「レベルの高い選手とできるので楽しみ。根尾、藤原の同級生もいるので、刺激をもらいたい。社会人もすごい選手ばかりなので、見たり、話を聞いたりして学びたいです」と話した。