阪神青柳晃洋投手(28)が今季2度目の完封勝利を挙げた。初回、1死から山崎に内野安打を許したが、続く宮本を併殺に打ち取るなど、先制のピンチをしのいだ。ヤクルト打線を3安打に抑え、ハーラー単独トップの9勝目とした。ヒーローとなった青柳の一問一答は以下の通り。
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-阪神ファンの歓声を聞いて
「僕自身ここにいるのが久々なので、最高ですね」
-首位ヤクルト。今日のプランは
「スワローズがすごいバッティングのいいチームなので、1人1人丁寧にいこうというのは話して、マウンドに上がりました」
-左打者が並んでいた
「結構予想できてたことなので、対策した通り投げられたかなと思います」
-先制点があった
「初回に取ってくれたので、気持ち楽に投げることができました」
-5回はピンチだった。マウンド上ではどんな心境
「結構ピンチだなと思ったんですけど、もうセイシロウ(坂本)を信じて投げるだけたったので、それ以外何も考えてませんでした」
-今季9勝目、2度目の完封
「完封はできすぎかなと思いますけど、前の3連戦で中継ぎが頑張ってくれていたので、1イニングでも1球でも多く投げようと思っていたので、最後まで投げ切れてよかったなと思います」
-神宮で今季2度目の完封。首位から2完封
「僕たちはまだ優勝を目指しているので、トップのチームと戦わないといけないという気持ちで投げていたので、完封をすることができて本当によかったと思います」
-最後にファンへ向けて
「いつも本当に熱い声援ありがとうございます。僕たちは優勝目指してまだまだ上がっていくので、これからも応援よろしくお願いいたします」
○…高校時代の恩師にエールを送った。青柳の母校、川崎工科で監督をし、現在住吉で指導している白石修二監督(62)が9日から始まる高校野球の神奈川県大会を最後に勇退する。「毎週、連絡は取っています。最後の夏だと思うので、僕も頑張るので頑張ってくださいと話しています。技術的なことより、精神面の部分は今でもすごい印象に残ってます」。1日でも長い夏へ勝利を重ねてエールを送る。