3連勝中の日本ハムが6回に先制した。ソフトバンク石川柊太投手(30)に5回まで1安打に抑えられた打線が、理想的な攻撃を展開して2点を奪った。

先頭の1番松本剛内野手(28)が中前打で出塁。2番上川畑大悟内野手(25)が犠打で1死二塁とし、3番近藤健介外野手(28)が中前適時打を放ち、1点を先制。「(打ったのは)フォーク。なかなかチャンスをつくれない展開でしたが、ようやく巡ってきたチャンスをしっかりものにすることができてよかったです。(日本ハム先発の)池田もいい投球をしていたので、援護できてよかったです」とコメントした。

さらに4番野村佑希内野手(22)が中前打。1死一、三塁で5番清宮幸太郎内野手(23)が初球の145キロ直球を右翼線へ適時二塁打を放って2点目を挙げた。清宮は7試合連続安打、5試合連続打点とした。

7-2と快勝した9日と同じ1番から5番までの打者が、きっちり仕事を果たして新庄剛志監督(50)も笑顔だった。