阪神ドラフト1位森木大智投手(19)が、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(タマスタ筑後)に先発し、5回2失点で2勝目を挙げた。

初回に自らの失策などで2失点も「あそこで粘れるのが勝つためにつながると思うので、粘って頑張りました」。85球を投げ4安打。1奪三振は自身プロ最少だった。毎回走者を出しながらも試合をつくった。

8月1日に神宮で実施される大学・社会人選抜の「野球伝来150年プロアマ記念試合」に臨む、U23NPB選抜メンバーに選出されてから初めての実戦。将来の日本代表入りも夢の1つである19歳は「存在感を残していければ」とうなずいた。短いイニングでの登板が予想され、「3者三振くらい狙っていきたい」。アマチュアトップ集団を相手にオール三振宣言も飛び出した。

前回2日のオリックス戦で甲子園デビューし、6回2安打無失点の快投。そこから中7日の登板で、新型コロナウイルス感染から実戦復帰したデスパイネ、甲斐がオーダーに並んだ鷹打線と対し、また1つ経験を積んだ。23日にはフレッシュ球宴(長崎)も控えており、主役になるための準備を進める。【中野椋】

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