楽天が5月24日以来、今季3度目の4連敗を喫した。1点差に追い上げての敗戦に、石井GM兼監督は「負けは負けなので。しっかりまた明日、何とかして勝っていきたい」と振り返った。

クロスプレーで同点機を逃した。1-3で迎えた8回。2死満塁から岡島が押し出し四球を選んで1点差に迫った。続く8番辰己の初球は、捕手が捕球できずに後逸した。三塁走者の武藤が本塁へヘッドスライディングで突っ込んだが、間一髪タッチアウト。同点に追い付くことができなかった。

本塁カバーしたロドリゲスと接触した武藤は、担架も用意されたが、歩いてベンチに戻った。石井監督は「通常の動きはできているので、多分大丈夫だと思う」と話した。

エース則本は6回まで3安打無失点。「1人ずつしっかり抑えようと意識していました」と話したが7回2死二、三塁、木村に逆転3ランを浴びた。石井GM兼監督は「三振で2死目を取ったので、切り抜けてほしかった。もう少し、1ストライクを取っていたのでストライクゾーンを広げてほしかった」。0ボール1ストライクから浴びた痛恨の1発に、反省を促した。

▽楽天則本(7回に逆転3ランを浴びる)「1人ずつ、しっかり抑えようと意識していました」

▽楽天太田(先制打を含む3安打。今季地方球場では全4試合安打で14打数7安打の打率5割)「本当にたまたまです。ただ、普段なかなか試合を見に来ることができないファンの方々もいる中で、打てているのはいいことだと思います」

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