熱烈な野球ファンとして知られる大友康平(66)が試合前に君が代独唱を行った。

独特のハスキーボイスで歌い上げ、大きな拍手が送られた。「緊張しました。ソロで君が代を歌うので、失敗しちゃいけないと昨日の夜から緊張しっぱなしでした」と、振り返った。

試合前に新庄剛志監督(50)と交流することはなかった。「公式戦ですから。僕もプロなので」と敬意を持って、あえて接触はせず。自身も万全を整えて、プロ野球の試合では初めての君が代独唱に臨んでいた。プロ野球ファンとして、BIGBOSSが展開する野球については「まだまだ探っているのかな。でも、ビッグボスがいろいろやって、野球界に一石を投じたのは偉業だと思います」と、話した。

君が代独唱の前にはトークでも球場を盛り上げた。「まずは、なんと言いましてもですね、沢村投手がベーブ・ルースとルー・ゲーリッグから三振を取っている、その地に立っていることで感動しております」と、1934年(昭9)に今回の舞台と同じ草薙球場で開催された日米野球について触れた。最後に「選手の皆さん、今日ここでしか会えないプロ野球のファンの皆さんに最高のプレーを見せてあげてください」と、両チームにエールを送っていた。