日本ハムが接戦を制して3位楽天に連勝し、チーム3年ぶりで新庄剛志監督(50)にとっては初となる6連勝。「いいゲームを見せられてうれしいです」と笑顔を見せた。

BIGBOSSの大胆な一手が、決勝点となった。0-0で迎えた5回1死二、三塁。宇佐見真吾捕手(29)がフルカウントからの7球目にスクイズを成功させて先制点を奪取した。超異例のタイミングで仕掛けて大成功した妙策について、新庄監督は試合後に「あの場面、2ランスクイズだったんですよ、本当は」と明かした。一塁手の鈴木大が本塁へ送球したのが想定外で、「(三塁コーチャーの)稲田コーチがストップ。(二塁走者が本塁へ)走っていたら、たぶん(炭谷は)ファーストには投げていないかなと思います。稲田コーチのファインプレー」と、振り返った。続く石井一成内野手(28)が右翼席へ5号2ラン。一気に試合の主導権を奪った。

先発した加藤貴之投手(30)も持ち味を十分に発揮した。腰痛で戦列を離れていたサウスポーは、22日ぶりの登板だったが、ブランクを感じさせない投球で7回5安打無失点の好投。約1カ月ぶりの4勝目を挙げた。

これで6連勝中は全て2失点以下となり、投手陣は12年4月19~26日の7試合連続以来、10年ぶりの記録を達成。「いいですね。やっぱり前半よくなかった分、しっかり立て直してくれているところには心強さはありますね」と、投手陣をたたえたBIGBOSS率いるチームは、ワーストだった借金を「20」から一気に「14」まで減らした。