中日は今季甲子園で6戦6敗となった。先発の2年目上田洸太朗投手(19)が6回2安打2失点と粘投。打線は初回に1点を先制し、阪神を上回る9安打を放ったが、追加点を奪えず援護できなかった。立浪和義監督(52)の試合後の一問一答は以下の通り

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-上田が粘投

立浪監督 (2回の北條の逆転)2ランは非常に痛かったが、よく6回まで投げた。立ち上がり、序盤は、緊張があったと思うが。打線が何とか追いついて(あげないと)。チャンスもあったわけだから。

-阪神先発青柳には初回に岡林も3ボールから打った

立浪監督 (内野陣が)後ろ下がってくれていた。ゴロを打てば1点。1点を取るのが難しい投手。あそこは積極的にいったのがヒットになった。

-青柳には球数も投げさせた

立浪監督 粘りながら少ないチャンスだが作っている。6回で代わったので、追いつかないと。

-ビシエドの凡退が痛かった

立浪監督 1、2番の出塁率が良いわけですから。何とかまた明日(16日)取り返してもらいたい。

-3回の大島が二塁打で2番高松がバントで送れなかった

立浪監督 あそこで送れていれば、分からなかった。あそこのミスも含め、追いつく可能性があるチャンスだった。

-北條の本塁打は内角直球をとらえられた

立浪監督 もちろん厳しいボール。追い込まれてあそこを打てるということは、外(のチェンジアップ)という選択肢もあったと思います。でもこれは結果論。あれだけのコースを本塁打されてしまう。(上田は)そんなに球威のある投手でもないですし。

-上田は成長の跡が見えた

立浪監督 そう思う。3回以降はね。ストライク先行できれば不安はない。そういうところから支配下になった選手。勝ちはつかなかったが、次のステップにしてもらいたい。

-根尾は2番手で3者凡退

立浪監督 負けている展開ではありましたけど、結果でどんどん自信つけてもらいたい。

-甲子園で全敗中

立浪監督 明日(16日)何とかどんな形でもまず1つ勝たないと。落ち着いて野球できない。チーム全体で頑張っていきます。