広島-阪神14回戦は雨天中止となった。矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。

 

-9連戦の7戦目だった。この中止をどうとらえるか

「どうやろ。どうしようもないものを考えたって仕方がないから。いいように考えた方がいいんじゃないの?」

-先発予定だった桐敷にとっては残念

「まあね。これも巡り合わせやから。でも、明日は中(中継ぎ)に入れようかなと思っているけど」

 

-スタメンには新型コロナウイルス陽性の濃厚接触者から今日1軍復帰した大山の名前があった。状態は何の問題もないのか

「何も問題ないと言われたら分からないけど、まあまあ、本人と相談した中で大丈夫だっていうことやったし、行けると判断して」

 

-6月は大山が引っ張った。復帰への期待は

「いつも期待している。戻ってきたばかりでね、もちろん悠輔(大山)が頑張ってくれるに越したことはないけど、まずは他のメンバーでまず頑張ってというところで。悠輔には気楽っていうわけにはいかんけど、そうやらせてあげる方がいいんじゃないのかなって思うんだけどね」

 

-糸井が出場選手登録を抹消された。後半戦を見すえてか

「嘉男(糸井)と話をしても、ちょっと調子が下がった中でなかなか試合がね。嘉男はどうしても最後の良いところでっていうふうになっちゃうと、試合で(打席に)立つ機会がなかったので。本人とも話をしている中で、練習でいろいろ試しているのが試合で試せないし。いい投手との対戦にもなるんで。そういうところでは、今やからそういう時間が取れるんじゃないかっていうような話を嘉男としていて。それやったら打席に立って、いろいろ試して後半戦に備えた方がいいんじゃないのって、お互いの話の中でそうした。後半戦のスタートの時には戻ってきてもらうので」

 

-つまり2軍で打席を重ねて、ということか

「当たり前やんか(笑い)。何のために」

 

-秋山が加わった広島打線の印象は

「いやあ、現状は秋山が頑張っていなくても、他のメンバーが頑張っているしね。うちはもちろん相性が良くないんで。手ごわい相手にはもちろんなるし、それはやりやすさというのは別にあるわけじゃないけど、秋山1人と対決するわけじゃないので。オレもいつもキャッチャーをやっていてそうやったけど、誰か1人を抑えたら勝てるわけじゃない。秋山にこだわるわけにはいかないし、前後のバッターも抑えないとダメ。いかに点を少なくっていうことを考えるだけで、秋山というところに気持ちを持っていく必要はないんじゃないかなと思うけどね」

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