プロ野球選手会は26日、オンラインで臨時大会を開き、日本野球機構(NPB)と事務折衝を続けている「現役ドラフト」について、今オフの開催を目指すことを決議した。

NPB側から提示されている案では、各球団2人以上の対象選手を選び、必ず誰かが出て、誰かが入る制度のため、全球団で選手の入れ替えが起きる。

森忠仁事務局長は「細部は、もう少し話し合わないといけないが、進展は必要で、進めていくということで選手の了解を得た」と話した。今後もNPBと事務折衝を続けるが、今オフの導入へ、また1歩、近づいた。

臨時大会では、保留制度改革についても多くの議論がなされた。FA制度については、国内外一律6シーズンでの取得、補償制度の撤廃、登録日数カウント方法の追加を求めることを決議した。