ロッテがオリックスの大胆シフトにサヨナラ機を阻まれた。

延長11回裏、ロッテは2死一、二塁で代打菅野が登場。4球目を終えてカウント2-2となったところで、オリックスベンチから中嶋監督が守備陣形を指示。中堅を守る福田がセカンドベースの真後ろにつき、左翼中川圭が左中間、右翼杉本が右中間の位置を守った。

菅野は7球目を遊撃の二塁寄りにはじき返し、サヨナラ打と思われたが、左中間にいた左翼中川圭が浅い位置で処理し、そのままバックホーム。二塁走者藤岡を本塁で刺した。

通常のシフト通りならセンターが処理するような打球。“ナカジマジック”にサヨナラ勝利を阻まれた。

▽オリックス阿部(延長11回に登板し、1回無失点でプロ初勝利) (内野5人シフトに)僕の野球人生の中であんなシフトはなかった。すごいシフトだなと思いながら投げてました。

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